東急、東京海上日動火災保険(以下略、東京海上日動)、リンクアンドコミュニケーション(以下略、LC)の3社は、東急線沿線在住のTOKYU POINT、東急カード メルマガ会員を対象に、LCのAIを活用した健康アプリ「カロママ プラス」を活用したダイエット支援サービスの実証実験を12月20日から来年3月20日まで実施する。
実証実験は、東急線沿線在住でTOKYU POINT・東急カード メルマガ会員約400名を対象に行われる。スマートフォンアプリ「カロママ プラス」の無料ダイエットコースで毎日の食事・運動を記録しながら、時にインセンティブとして利用状況に応じてTOKYU POINTが付与される。モチベーションを付与することで、利用者の目標体重達成を支援するというもの。
アプリでは、キャラクター「カロママ」が利用者に健康やダイエットに関するアドバイスを行う。アドバイスに応じて、東急スポーツシステム社のオンライン動画コンテンツやフィットネスクラブなどの店舗利用クーポンの配信なども行われる。東京海上日動は、骨折などの怪我や新型コロナウイルス感染症への備えとして保険サービスを提供、保険に付帯される医療相談サービスで利用者の健康をサポートする。実験は12月20日から来年2022年3月20日まで行われ、ユーザーのダイエット目標達成具合やアプリやインセンティブが対象者にどのような行動変容をもたらしたか?などを検証する。
3社は、今回の実験結果をもとに来春にもブラッシュアップした運動プログラムと栄養素を含んだ最適な食材を提案する次の実証実験を準備していることも発表している。"記録する"ことで"行動が変わる"ことはよく言われること。3社は人々の健康維持や向上が、社会保障費や生産年齢人口減少など社会課題の一つとして捉え、新たな健康管理サービスの開発・提供に力を入れる。