SCSKは12月17日、無線通信技術である4G/5Gを利用したモバイルプラットフォーム「S-NICS SIM」を、12月1日から提供開始したことを発表した。
「S-NICS SIM」は、法人向けのMVNOサービスとして、顧客の事業革新とDXを支援するモバイルプラットフォームで、SCSKと丸紅ネットワークソリューションズとの協業で開発したものだ。
今回、「S-NICS SIM」を活用したサービス共創の第一弾として、イニシャル・ポイントの多要素認証サービス「JinCreek」を活用し、SIM接続の多要素認証機能(MFA)を付与する「S-NICS SIM MFA Plus」の提供を開始する。
「S-NICS SIM MFA Plus」では、リモートアクセスにインターネットやVPN機器を必要とせず、インターネットの脅威にさらされることなく安全なネットワーク接続を実現するほか、SIMの利用を多要素認証によって接続保護することで、紛失盗難時のなりすましリスクも防ぐという。外出先、在宅環境問わずどこでもモバイル閉域ネットワークを介して拠点と同様のプライベートネットワーク環境を実現するということだ。