Cohesityは12月16日、マルチクラウドデータプラットフォーム「Cohesity Helios」の新機能として、Threat Defense(脅威防衛)アーキテクチャに新たに加わった「Security Advisor」を発表した。すべてのユーザーが追加費用なしで利用でき、Helios Security DashboardのSecurity Advisorからアクセスできる。
「Security Advisor」は、Cohesity Heliosデータプラットフォームで管理されているユーザーの環境において、人為的ミスを減らし、より高いレベルのサイバーレジリエンスを実現する新機能。
Cohesity Marketplace上のCyberScanアプリケーションを通じて、Cohesity製品を補完するもので、CyberScanを使ってバックアップのスナップショットに対し脆弱性に対するオンデマンドスキャンまたは自動スキャンを実行することで、本番環境におけるサイバー脅威に対する弱点や盲点を発見できるという。
さまざまなセキュリティ設定を含む、ユーザーのCohesity環境をスキャンし、アクセス制御、監査ログ、暗号化フレームワークなど、Cohesityデータクラスタ環境のセキュリティを保護する上で重要となる多くの要素を考慮し、Cohesityのベストプラクティスに対するパフォーマンスを示すスコアをユーザーに提供する。
さらに、潜在的なリスクに対処するためのレコメンデーションを提供することで、内部および外部の悪意のある攻撃者からプラットフォームとデータの安全性を維持し、サイバー攻撃によるデータ流出を最小限に抑えるとしている。