楽天グループと楽天ペイメントは12月16日、楽天が開発・運営する小売・飲食業界向けに、消費者ニーズを分析するDXソリューションツール「Marketing View Premium」の販売を開始した。

  • 画面イメージ(売上分析)

    画面イメージ(売上分析)

「Marketing View Premium」では、1億以上の会員基盤を生かしたビッグデータ解析やAIを活用し、売上分析、品揃え分析、プライシング分析、販促分析、商圏分析の5種類の分析を提供する(販促分析、商圏分析は2022年6月より提供開始予定)。

同ツール利用企業の店舗が存在する商圏の消費者ニーズを分析し、店舗の品揃え、価格設定、集客などの改善点を定量的に可視化することが可能になるということだ。同ツールは月額課金型のサブスクリプションサービスとして、楽天ペイメントが販売業務を請け負う。

  • 画面イメージ(品揃え分析)

    画面イメージ(品揃え分析)

同ツールの開発にあたり、楽天と東急が設立した楽天東急プランニングのデータマーケティング事業の協力のもと、東急ストアが運営するスーパーマーケット「東急ストア」にて同ツールのソリューションによる効果検証を実施した結果、対象店舗のターゲットとなる消費者に向けたマーチャンダイジングや販促施策における改善の効果がみられたことから、製品化に至ったという。

  • 画面イメージ(プライシング分析)

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