米Appleは12月15日(現地時間)、プログラミング学習アプリの新版「Swift Playgrounds 4」(iPadOS、macOS)をリリースした。
バージョン4ではiPadOS版が大幅に強化された。最大の変更点は、コーディングを学ぶだけではなく、iPad上でSwiftUIを使ってiPhone/iPad用アプリをビルドできるようになったこと。
UI要素の全てを含むライブラリと、それに対応する資料にアクセス可能。コード入力に合わせてインラインでスマートにコード候補を示す新しい提案機能が効率的で正確なコーディングを支援。ライブプレビューでアプリを確認しながらコードを記述し、フルスクリーンプレビューでアプリを実行してテストを行える。新版ではiPad版にApp Store Connectが統合されており、完成したアプリをiPadから直接App Storeに提出できる。
macOS版のSwift Playgrounds 4にはSwift 5.5のサポートが追加された。なお、Swiftパッケージに基づいた新しいプロジェクト形式は、Mac上でXcodeを使って編集することも可能だ。