鈴与グループでAI、ローコード開発を行うアライズイノベーションは、同社が提供するAI OCR「AIRead」にオンプレミス環境でAI OCR用の教師データを自動作成する機能を追加した最新バージョン3.2を12月15日から提供する。
新機能となるAI OCR用教師データ自動作成機能は、OCRでデータを読み取るとオンプレミス環境に結果を出力。Viewerで確認後、誤読を修正しデータをCSVファイルに出力。修正された箇所の文字画像ファイルを教師データ、正解データとして蓄積。データをもとに更に追加学習を実行しモデルを更新していくことでOCRの精度を高められる。今回のバージョンでは、「手書き数値」が教師データ自動作成の対象となるが今後、他の文字にも順次対応する。製品は複数のラインナップを持つが、PCにインストールして利用するオンプレミススタンドアロン版「AIRead Stand-alone」の価格は1,056,000円、年間保守費用211,200円。