NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は12月15日、フリーダイヤル・ナビダイヤルのコールデータを、クラウド上で可視化・分析が可能な「CXサポート スタンダードプラン」を提供を開始すると発表した。
「CXサポート スタンダードプラン」は、顧客が利用中のフリーダイヤル・ナビダイヤルのコールデータを自動収集し、顧客がクラウド上でコールデータを可視化・分析できるツール。同サービスの簡易版としてすでに提供している無料プランの分析機能に加え、同時接続数の状況推移、発信者のエリア別分布、瞬間トラフィック状況などのデータを可視化してより詳細な切り口での分析を実現するという。さらに、顧客保有データとの組み合わせによる分析する機能や集計レベルの掘り下げてより深く幅広い分析するドリルダウン機能などを備える。
データのダウンロード作業や、表計算ソフトなどでの集計・編集作業は不要で、あらかじめ用意された11種類のテンプレートによりクラウド上で自動的に可視化できるという。なお、TV通販業界のジュピターショップチャンネルがトライアル利用をした結果、コールセンターの作業軽減と分析の迅速性が期待できると評価されたということだ。
提供開始は2022年2月末日を予定しており、無料プランはすぐに申し込み可能。本サービス提供開始後に本サービスへのプラン変更も可能とのことだ。なお、本サービスの提供開始日までに、無料プランにお申し込みの顧客(すでに利用の顧客も含む)は、本サービスへ変更した際に変更後最大3カ月、月額費用を無料とするキャンペーンを実施する。利用料金は、初期費用が無料、月額費用が27,500円(税込)(無料プランは初期費用、月額費用ともに無料)。