キヤノンITソリューションズは12月14日、セキュアヴェイルと協業し、中堅企業に向けて、セキュリティ脅威の監視や分析によりインシデント対応を行うSOC(Security Operation Center)サービスを開始すると発表した。

具体的には、フォーティネットのUTM「FortiGate」を対象とした2種類のサービス「UTMセキュリティ運用支援サービス」および「UTMセキュリティ運用支援サービス（Light）」を提供する。

  • UTMセキュリティ運用支援サービスの概要図

「通常版」では「監視/設定変更/障害対応」から「ログの収集/脅威分析/セキュリティインシデント対応」まで幅広いセキュリティ運用支援サービスを提供し、「Light版」では運用の必須機能に絞った安価な運用支援サービスを提供する。それぞれの価格と機能は以下の通り。

  • サービス提供価格

  • 機能比較

それぞれ、問い合わせ窓口は24時間365日で対応し、ユーザーのセキュリティ対策への業務負荷や運用コストの軽減を実現するとしている。

同社は、今回のFortiGate向け運用支援サービスに続いて別のSOCサービスの提供する予定で、今後5年間でSOCサービスの年間売上高10億円を目指す。