電通デジタルは12月14日、ファン育成戦略を学べる企業向け研修プログラム「Fan Farming CX College」を提供開始することを発表した。
「Fan Farming CX College」は、ファン育成に向けた戦略策定プロセスのノウハウの習得を、より実践的な形で支援する企業向けの研修プログラム。座学による基礎知識の習得に加え、各企業に適した具体的なブランド題材を設定し実施する。ワークショップでは独自のフレームワークや他社事例集を存分に活用しながら、直接実務に役立つスキルの習得を支援するという。
研修プログラムは2日半、全3回にわたって実施。1日目は座学や個人ワークを通じ、ファン育成戦略を策定するにあたって必要な基礎知識を学び、2・3日目はワークショップ形式で、実際に戦略策定に必要な要素を集中的に議論するという。ファン育成戦略策定の起点となるファン理解調査の適切な設計方法を学ぶと共に、研修プログラムの一貫として実際に調査を行うことで、現状のファンパワーや、ファン化のプロセス、またファンの求心力を高める期待体験などについて理解を深めるという。
それらの調査結果を踏まえながら、当該ブランドにとっての理想的なファン像の明確化やファン育成のために必要なジャーニーの整理など、ワークショップを通じて戦略策定のポイントを体得できる研修プログラムを提供するとしている。