アイリスオーヤマは12月13日、電源・通信配線が不要で遠隔地の状況をリアルタイムに映像で確認できるという「太陽光発電型セキュリティカメラ」を2022年1月に発売すると発表した。

  • 太陽光発電型セキュリティカメラの外観

  • 太陽光パネルと自動ヒーター

新製品は、太陽光パネルによる発電とLTE通信により、電源や通信配線が不要で従来は設置が困難だった場所でも設置できる。バッテリーは30Ahリチウムイオン電池を搭載しており、満充電で最大7日間駆動するとのこと。加えて、自動ヒーターを搭載しており、寒冷地での結露を抑制する。

  • 利用シーンの例

LTE通信の4G回線を利用したインターネット接続により、PCやタブレット端末などから河川の水位や土砂崩れ注意地点などをリアルタイムに映像で確認できるという。カメラは8MP(3840×2160、15fps)の高画質画像とWDR(ワイドダイナミックレンジ)技術により、逆光でもクリアな映像を実現する。

  • システム構成の例

さらに、オプションとして管轄ネットワーク内に録画用サーバを接続すると、映像の録画・保存も可能であり、必要な際に保存映像も閲覧できる。なお、同製品の参考価格は77万円。