Microsoftは12月9日(米国時間)、「Visual Studio Code November 2021」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となるONovember 2021 (バージョン 1.63) のリリースをアナウンスした。Microsoftは、VSCodeを毎月1回継続的にアップデートする方針をとっており、November 2021は2021年11月アップデート版となる。
November 2021における主な変更点としては、次の項目が挙げられている。
- Marketplace上で利用可能なテーマをプレビューできるようになった
- [次の問題に移動]および[前の問題に移動]ナビゲーションの順序を設定でカスタマイズできるようになった
- スクリーンキャストモードでキーボードショートカットを使ってコマンドを実行する際に、コマンド名を表示できるようになった
- Notebookにおいて、Markdownのフォントサイズを調整やリンクのサポートなどの改善が行われた
- ソースコード内のUnicode文字で、非表示の文字やASCII文字と混同される可能性のある文字が強調表示されるようになった
- TypeScriptのメソッドシグネチャの補完がサポートされた
上記のほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントおよびアップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。
また、2021年10月20日にプレビュー公開が始まったWebブラウザ版のVisual Studio Codeである「Visual Studio Code for the Web」に関して、さまざまな拡張機能が追加で利用可能になっていることがアナウンスされている。
VSCodeは次のサイトからダウンロードすることができる。
Visual Studio Code for the Webは次のURLにアクセスすれば利用できる。