NECとALBERTは12月9日、クライアント企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の支援を目的として協業を開始すると発表した。
その一環としてALBERTはNECの機械学習自動化ソフトウェア「dotData Enterprise」を活用し、データサイエンティストが、導入・定着まで支援する伴走型DX支援サービスの提供を開始する。
「dotData」により、DXを成功させるために必要な「データ収集・蓄積」、「データ分析」、分析結果から新たな業務知見を抽出する「ビジネス変革」、業務知見をビジネスに実装する「新たなビジネス価値創造」というサイクルを自動化し、人材やコスト面におけるボトルネックを軽減することが可能になる。
同サービスでは、ALBERTのデータサイエンティストが伴走しながらDXサイクルの定着に向けデータ活用や分析業務を支援することで、クライアント企業は実践的なデータドリブンDXを加速させる。
同サービスは「データ分析プロセスの整備」「データ分析環境の整備」「データサイエンティストによる伴走型の分析支援」といったメニューから構成される。
データサイエンティストによる支援において、導入初期は「dotData」の操作指導・操作代行、データ活用コンサルティング(分析テーマ選定・優先順位付け)を行い、習熟度に合わせてクライアント自身の「dotData」操作・活用サポートやデータからの業務知見をもとに施策立案・分析等のスキル習得サポートを実施する。