米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は12月8日、「Mozilla Releases Security Updates for Firefox, Firefox ESR, and Thunderbird |CISA」において、FirefoxおよびThunderbirdに脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

  • Firefox 95.0 / Windows 11

    Firefox 95.0 / Windows 11

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Firefox 95よりも前のバージョン
  • Firefox 91.4よりも前のバージョン
  • Thunderbird 91.4よりも前のバージョン

脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Firefox 95
  • Firefox 91.4
  • Thunderbird 91.4よりも前のバージョン

脆弱性の一部は深刻度が重要(High)に分類されており注意が必要。米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。