NECネッツエスアイは12月9日、自治体におけるDX化の加速を目的に参入しているLGWAN-ASPサービス事業の第一弾サービスとして、「NECネッツエスアイ リモートデスクトップ for LGWAN」を同日より提供開始することを発表した。
「NECネッツエスアイ リモートデスクトップ for LGWAN」は、自治体においてはパブリッククラウドを利用した各種ツールの導入やテレワーク、PCの持ち出しなどが難しいという課題を解決し、快適なテレワーク環境を提するサービス。
J-LIS仕様に準拠したLGWAN-ASPサービスで、ソフトウェアをインストールした持ち出し端末から、庁舎内にあるLGWAN接続端末にログインする。J-LIS仕様に準拠した通信のため、暗号化などの情報漏えい対策を施しているとともに、煩わしい仕様確認等の手間がなく簡単に導入できるとしている。
接続元PCには、庁舎内にあるLGWAN接続端末の画像を転送し接続するためローカルにデータが残らず、データ抜き取りや印刷による情報漏えいを防ぐ。加えて、ユーザログインID/PW+ワンタイムパスワードによる二要素認証により、なりすましや不正アクセスのリスクを低減するということだ。
ライセンス体系は、利用方法や利用ユーザ数などに合わせて、「個別IDライセンス」と「同時アクセス数ライセンス」の2種類のライセンスから選択できる。