富士通フロンテックは12月8日、熊谷サービスソリュションセンターで運営している流通店舗向けLCM-DCXコンタクトセンターを全面リニュールし、同日より稼働を開始したことを発表した。
リニューアル後のセンターは、全体を5つの空間に分割し、空調区画の細分化と換気効率の増強によって新型コロナウイルス感染症への対策も強化している。
同センターはコロナ禍の小売業界を取り巻く環境変化に対応したAIチャットボット「TeamConnect」によるECサイト向け機能強化と、電話対応を行うヘルプデスクのハイブリッド化により、最適なサポートを提供できるコンタクトセンターへと変化したのだという。
また、現金管理運用サービス「TeamCloud/CM」や保守部門も環境の刷新を図っているほか、サービスクオリティ向上などを実現する国際品質保証規格であるCOPC CX規格認証も取得している。
センター室内は、熊谷うちわ祭りのうちわを連想させるレイアウトや、熊谷染めの藍色を取り入れたカラーリングなど地域密着志向を表現しながら、休憩室やロッカールームなどの快適性も向上させており、より安全で働きやすい環境を目指したとのことだ。