NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)とNTT Communications China(NTT Com China)は12月7日、多言語会議の支援サービス「多言語会議アシスタント」の中国市場向けの提供を発表した。両社は多言語会議の利便性向上および会議運営の効率化支援のために開発と販売で連携する。
同サービスの主な特長は以下となる。
①会議での発言をリアルタイムにテキスト化
②翻訳したテキストをリアルタイムに表示
③CSV形式ファイルでの議事録データの一括ダウンロードが可能
(①②の初回リリース時の対応言語は、日本語・中国語(簡体字)・英語)
④シンプルで使いやすい会議予約方式
⑤自動URL生成機能で、社外との打ち合わせにも利用可能
⑥見やすいUIを採用しており、会議中は参加者ごとに発話言語と翻訳言語を設定して利用可能
同サービスは、NTT-ATが開発した多言語リアルタイム会議支援システムを活用している。同システムは、音声をリアルタイムにテキスト化でき、かつAI翻訳プラットフォームサービス「COTOHA Translator」を利用することで、会議参加者の設定に応じた言語に翻訳して表示できる。
NTT Com Chinaは、需要の多い在中日系企業、多国籍企業をターゲットに中国市場での販売を進める一方、NTT-ATは同システムのさらなる性能向上および機能拡張を行い、海外における企業の高度なDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援する。