日本ユニシスは12月6日、速読能力が約1.5倍から2倍に向上するという「読書アシスト」書式を活用してWebサイトを閲覧できるChrome拡張機能を2022年2月28日までの期間限定で無償公開した。Chrome拡張機能「読書アシスト Webページ変換」は、同社の研究開発から生まれた人間工学に基づいて可読性を高めるためのレイアウト書式「読書アシスト」を活用したサービス。「読書アシスト」は、人間の視野でもっとも解像度の高い中央部分を中心に視線誘導をスムーズに行うため文節ごとに段落に分解、左から右に読みやすいように斜めに下がる階段状ベースライン方式で段落を配置していく書式スタイルで、このレイアウトを活用することで、1分間に読める文字数を特別な訓練なしで約1.5倍から2倍に向上させることが可能だという。
拡張機能はChromeウェブストアからダウンロードできる。活用したいWebサイトでツールバーの拡張機能のボタンをクリックするだけで表示中のタイトルや画像のレイアウトを維持しながら自動で「読書アシスト」書式に変換できる。PC版の最新バージョンのMicrosoft Edgeでも動作確認済みとのこと。同社は、Chrome拡張機能「読書アシスト Web ページ変換」を2022年2月28日まで無償公開を通じて利用者から声を元に改善を行い、サービスの商品化を目指し開発を進める方針だ。