SEMIと日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、2021年第3四半期(7-9月)の半導体製造装置市場が前年同期比38%増、前四半期比8%増の268億ドルとなり、5四半期連続で過去最高を更新したことを発表した。

地域・国別で見ると、台湾が前年同期比54%、前四半期比45%増の73億3000万ドルと大きく伸長しトップとなった。2位は中国で、前年同期比29%増、前四半期比12%減の72億7000万ドルとなった。中国は通年で地域・国別割合でトップとなる可能性が高い。

なお、この統計はSEAJがSEMIと協同で、世界80社以上の半導体製造装置メーカーから毎月提供されるデータを集計したもので、SEAJが日本市場を、そのほかの地域をSEMIが分担している。

  • 半導体製造装置市場

    半導体製造市場の国・地域別内訳 (単位:10億ドル) (出所:SEMI/SEAJ、2021年12月)