米nCinoは12月6日、きらぼし銀行がクラウド型プラットフォーム「nCino Bank Operating System」を採用したことを発表した。同行は地域経済・地域社会の持続的発展に貢献に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目的として、同プラットフォームを採用した。
きらぼし銀行へのプラットフォームの導入支援は日本IBMが行う。また同社は、ストラクチャード・ファイナンス、 レバレッジド・バイアウト・ローンなどをあつかう同行の事業性ファイナンス部門におけるプラットフォームの活用を支援する。
きらぼし銀行は自動化、ワークフロー、デジタル化機能を用いて期中モニタリング体制の強化やマニュアル業務の排除のほか、ビジネスの変化に合わせて柔軟かつ迅速にペーパーレスを実現し高付加価値の業務に集中できると、nCinoのプラットフォームを評価した。
今後、同行はプラットフォームを活用して専門性が高く煩雑な事業性ファイナンス業務の効率化の推進、透明性の向上、コンプライアンスとリスク管理体制の強化とそれに伴う事業の成長を目指す。