12月1日~3日にかけて東京ビッグサイトにて開催されている「スマートファクトリーJapan 2021」においてJSRはCarbonの3Dプリンタの事例や造形物の展示を行っている。

JSRはCarbonへ出資し、日本での事業展開をともに推進している。

  • 展示の様子

    スマートファクトリーJapan 2021でのJSRの展示の様子

Carbonの主力3Dプリンタ「M2 Printer」は同社が開発した「Digital Light Synthesis(Carbon DLS)」プロセスによる造形で、高性能で耐久性のある製品を高スピードで製造することが可能だという。

  • サンプル

    M2 PrinterとM2 Printerより大型の造形が可能なL1 Printerで製造した造形物のサンプル

M2 Printerの特徴は試作から最終製品まで造形が可能な点で、幅広い用途で使用が可能とのことだ。

  • 事例

    Carbonの3Dプリンタを導入したことで、開発期間を短縮できた事例。展示ではデザイン工程や製造に使用した事例なども紹介されている

また、海外ではすでに導入されている、M2 Printerよりも大きなサイズで造形を行いたいというニーズに対応した「L1 Printer」も近々日本でのお披露目を控えているようだ。

  • スニーカー

    こちらのスニーカーのソール部分はL1 Printerで出力したものだという