川崎重工業(川重)とソニーグループは12月1日、共同でロボットの遠隔操作プラットフォームを実現することで、作業者と事業者がリモートでつながる場の提供を提供することを目的に設立した「リモートロボティクス株式会社」の営業を開始したことを発表した。

リモートロボティクスでは、2022年中の本格的なサービス提供開始をめざす一方で、2021年度中に川崎重工グループのアーステクニカにおける研削・研磨の作業や、川崎重工播磨工場のリサイクル用ビン選別の実証システムにおける実証実験を開始する予定としている。

なお、川崎重工とソニーは、リモートロボティクスを通じて、リモートロボットプラットフォームによる安全で安心な作業環境の構築を推進し、柔軟な働き方を実現していくとコメントしている。