OKIは12月1日、日本データ取引所(Jdex)と、データの有効活用を促進する事業創出およびデータ分析業務の推進・拡大を目的に共創を進めることを発表した。
今回の共創では、OKIの「データ活用ゴールモデリング」と、社内データ活用計画の立案や組織間の法的相互運用性向上といったサービスを提供する。OKIの技術・サービスにデータ取引・流通・活用に強みを持つJdexのノウハウを統合することで、サイロ化した企業内データの連携を促進し、全社横断でのDX実現に貢献する、付加価値の高いソリューションの事業化を目指す。
「データ活用ゴールモデリング」は、AI・データ分析案件を遂行するにあたって必要な要素を要求工学に基づき整理する、OKI独自のデータモデリング手法だ。
同手法を用いて、組織ごとに保有するデータを可視化するための手順をモデル化し組織全体の状況を共有することで、各組織が取り組むAI・データ分析の迅速かつ効率的な遂行が可能になるという。