IARシステムズと同社のグループ企業である英Secure Thingzは、Microsoft Azure IoTおよびRTOSプラットフォーム向けに、開発から設置・展開まで行うことができるプラットフォームソリューションを発表した。

同ソリューションは、完全統合型開発ツールチェーンIAR Embedded Workbenchとセキュリティ開発ツールEmbedded Trustを統合したものに、Microsoftクラウドのデバイス・プロビジョニング・サービス(DPS)を組み合わせたもの。これにより企業は、セキュアにソフトウェアを実装して、最先端のセキュアなアップデート管理、生産管理を行うことができるようになり、暗号により一意に識別可能な製品を提供することが可能になるという。

また、開発志向のセキュリティの提供により、開発からデプロイまでのフローに悪意を持つ侵入者が入り込むポイントがなくなり、あらゆるコネクティッドデバイスにおいて知的財産が保護されることとなり、マルウェアの阻止を可能とし、信頼性を確保することができるようになるともしている。

なおIARでは、同ソリューションを活用することで、デバイスの迅速な開発が可能となり、設置・展開の工程を簡素化できるとともに、即座に接続性を確保できるようになると説明している。