TISインテックグループのTISは11月30日、全社統合型マーケティングプラットフォームである「TIS MARKETING CANVAS」のユニファイドコマース実現に向け、サービスラインアップを強化した。

  • ユニファイドコマースの全体図

今回、「ユニファイドコマースコンサルティングサービス」の追加とオフライン領域の強化が行われた。

  • ユニファイドコマースコンサルティングサービスの流れ

  • アセスメントシートのサンプル

ユニファイドコマースコンサルティングサービスは、複数の販売チャネルがシームレスに連携した購買の形(ユニファイドコマース)の実現を目的とする。

同社が培ってきたデジタルマーケティングの知見を基に作成したアセスメントシートを、3つの業務観点に加え、ユーザー企業の経営戦略や業務・組織も含む6つの観点から課題を明確にするという。

その課題解決に向けて、ビジネス・IT面で専門のコンサルティングチームによる実現性のある計画を策定して提案する。さらに、その提案を基にユーザー企業の業務への適用やITシステムの実装、その後の運用までをサポートするとしている。

オフライン領域の強化では、グループ会社であるクオリカの小売専門店の業務を支援するトータルソリューションである「SpecialtyQubeGrowth」と連携し、「TIS MARKETING CANVAS」のサービスラインアップを強化した。

これらにより、顧客コミュニケーション、コマース、データ統合・利活用の3つの業務観点で再整理することで、アパレル業界をはじめとする実店舗とECを手がける小売専門事業者の課題を解決するとしている。