Skyは11月29日、企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」の最新版(Ver.17.1)の販売を開始した。
「SKYSEA Client View Ver.17.1」では、よりセキュアなIT運用管理を支援するため、組織内のデータの暗号化とUSBデバイスによる持ち出しを特定のユーザーに限定して許可できるように強化。
「取り扱いファイル暗号化」機能による暗号化ファイルの持ち出しを、クライアントPC に加えて、セキュリティグループやユーザーも併せて指定し、許可することが可能になった。管理職のグループや特定の責任者のみ持ち出しを許可するなど、対象を限定できる。
また、セキュリティアラートが発生した際の通知メールを、部署ごとに指定できるように改善。各部署の管理者に個別で送信し、分散管理ができるようにした。例えば、ある部署でアラート検知された場合に、同じ部署に所属する管理者へメール通知することができ、アラート発生時の対応を部署ごとに分散して行える。
ほかにも、認証システムとの連携機能において、新たに顔認証システムに対応し、顔認証を使ってログインしたユーザーアカウントごとに、PCの操作状況をログで記録したり、デバイスの使用を制限できるほか、Windows 11を搭載したPCの運用管理に対応。PCごとにOS バージョンなどの情報が確認できるほか、事前の動作検証を行うための大型アップデートの制御や、品質更新プログラムの取得・適用が行える。