Microsoftはこのほど、同社のWebサイト上で「Windows 11 Enterprise」の仮想マシン(VM)イメージの無償配布を開始した。企業システムのWindows 11への移行をサポートするためのもので、VMWare、Hyper-V、VirtualBox、Parallels Desktopの4種類の仮想化ソフトウェア向けのVMイメージファイルをダウンロードすることができる。
配布されているVMイメージには、開発時に必要となる以下のソフトウェアがあらかじめ含まれているという。
- Windows 11 Enterprise(評価版)
- Windows 10 SDK バージョン 2004 (10.0.19041.0)
- Visual Studio 2019(2021年10月9日時点の最新版)
- Visual Studio Code(2021年10月9日時点の最新版)
- Windows Subsystem for Linux (インストールされているUbuntuに対応)
- 開発者モードのサポート
- Windowsターミナル
本稿執筆時点では、このVMの有効期限は2022年1月9日と記載されている。VMイメージは、次のサイトからダウロードすることができる。
各VMイメージファイルのファイルハッシュ値も公開されているため、使用する前には必ずダウンロードしたファイルのハッシュ値が正しいかを確認することをお勧めする。