東北電力、東北電力ネットワーク（東北電力NW）、東日本電信電話（NTT東日本）は11月26日、東北6県および新潟県において各社が担う電力および通信インフラ事業の業務効率化や災害対応力の向上、地域の課題解決に向けて、連携して取り組むことに合意し、連携協定を締結した。

  • 3社による業務連携のイメージ

今回の連携により3社は、インフラ設備の建設工事や保全作業など、各社に共通する既存の事業分野においてDX（デジタルトランスフォーメーション）を目指して、各社が持つ知見やスキル、ツール、システムを共有して業務効率化を図るという。

また、インフラ設備に関するさまざまな情報も連携して、平時における各種設備工事の申請対応の迅速化などサービス品質の向上を図るとともに、災害時における設備の早期復旧を実現するとのことだ。

さらに、未来志向の連携とすることで各社間で技術や情報、人材の交流を実施し、将来的には各社の保有するアセット活用も通じながら、地域課題の解決や地域活性化に貢献する具体的なサービスの創造も目指す。