LegalForceは11月26日、AI契約審査プラットフォームである「LegalForce」について、契約書の校正の品質を向上させる機能として定義語チェッカーをリリースしたことを発表した。
定義語とは、契約書の文中において特有の意味を持つ言葉として定義した用語を指す。条項の中で対象を特定してその後「本件」「本契約」と指定する場合や、「定義」とするタイトルの条文内に列挙している単語などが定義語に該当する。
契約書の校正業務において、定義語が正しく使用されているか、定義語が正しく定義されているか、あるいは、そもそも何を定義しているのかなどを確認する作業の効率化を支援して、契約書の品質向上に寄与するとのことだ。
定義語チェッカーは、定義している箇所よりも前に定義語が使用されている場合に指摘する機能だ。そのほか、定義したにもかかわらずその後一度も使用していない言葉も指摘する。また、本来であれば定義される単語がある場合にも指摘するといった機能も有する。