NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は11月25日、物理単位の購入ではなく、1VM単位で購入可能なクラウドサービス「IaaS Powered by VMware」の提供を12月1日より開始すると発表した。

新サービスは一元管理されたVMware環境を提供し、仮想マシンの作成・設定・削除等は完全に自動化されている。「Enterprise Cloud 1.0」(ECL 1.0)よりも高性能なクラウド環境の提供に加え、課金体系についても月額上限金額を設定できる。

オンプレミスや他のクラウドサービス上に構築されたシステムやデータを複製するGUIベースのレプリケーション機能も提供する。

  • 新サービスのイメージ

新サービスは、「Smart Data Platform」で提供されるサービスとの連携が可能。例えば新サービスで蓄積したデータをインターコネクトサービス「Flexible InterConnect」により閉域のネットワークを介して利活用することで、安全なデータ利活用が実現できるという。

新サービスでは、現在の東日本リージョンに加えて、西日本リージョンでの提供を2022年度に開始予定。またCO2削減効果の可視化を実現する機能拡充などを行っていく予定。

なお、新サービスの提供に伴いECL 1.0の新規申し込み受付を2022年3月31日に、サービス提供を2023年12月1日に終了する予定。