BlueMemeは11月25日、沖縄県浦添市の職員を対象にしたデジタル人材育成を支援する研修を、11月24日からから11月26日までの3日間にわたり実施することを発表した。研修は、DXの最新動向に関するセミナーや市民向け行政アプリの企画開発を学ぶワークショップで構成されており、講師は同社代表取締役社長の松岡真功氏が務める。
24日の研修初日は、BlueMemeの知見やノウハウを活かして、開発の基礎知識がない職員でもわかりやすく楽しめるよう、“折り紙”や“スパゲッティ”を使ってチーム開発の基本を学ぶプログラムを実施した。
25日、26日には、行政アプリのプランニングや開発を行う予定だ。受講する職員は、ローコード技術とアジャイル手法によるアプリ開発を体験し、開発の内製化に向けたスキルを学ぶ。
研修に先だち、同社は選挙投票状況や投票所の混雑状況を可視化し配信する実証や、浦添市が導入している都市OSと連携した職員採用試験受付業務の電子化など、同市のDX推進の支援を手掛ける。
ポストコロナに向け、浦添市では市民向け行政サービスのデジタル化やIoT(モノのインターネット)などの先端技術を活用し、基礎インフラや生活サービスの整備を進めている。同市は、将来的なサービスの内製化も見据えているという。