米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は11月24日(米国時間)、「VMware Releases Security Updates|CISA」において、VMware vCenter ServerおよびVMware Cloud Foundationに複数の脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって遠隔から機密情報が窃取される危険性があるとされている。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- VMware vCenter Server 6.7
- VMware vCenter Server 6.5
- VMware Cloud Foundation (vCenter Server) 3.x
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- VMware vCenter Server 6.7 U3p
- VMware vCenter Server 6.5 U3r
一部の脆弱性は深刻度が重要(Important)に分類されており注意が必要。米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。