11月24日から11月26日にかけて東京ビッグサイト青海展示棟で開催されている、生産現場におけるロボット活用を推進する専門展示会「第5回 自動化・省人化ロボット展」でASPINA(シナノケンシ)はロボットハンドや、モータなどの展示や実機デモを行っている。
展示では、同社のロボット同士の連携なども紹介されており、同社の「電動3爪ロボットハンド」を取り付けたロボットがコップをつかみ、デルタロボットの前に置くと、「デルタロボット」がコップのふちに接着剤を塗布するというデモが紹介されていた。
ブースの担当者によればデルタロボットの特徴は「軽量で、コンパクトなため、設置場所に比較的困らない点」だという。
ロボットティーチングにはPythonでのプログラミングか、blocklyというビジュアルプログラミングエディターを使用することが可能とのことだ。
今回は接着剤の塗布のデモだったが、ねじ締めなどの作業も可能だという。
また、展示ブースでは、カワダロボティクスが手掛ける協働ロボット「NEXTAGE」にASPINAのロボットハンドを取り付けたデモも紹介されている。
NEXTAGEがサードパーティのロボットハンドを装着して提供するのは初めてで、これを皮切りにほかの取り組みについても順次発表していく予定だという。