独SAPはこのほど、「SAP Business Technology Platform」で利用できるローコード・ノーコード開発ツールを発表した。同ツールは市民開発者とプロ開発者の両方に対応し、アプリケーションの開発、既存のアプリケーションの拡張、複雑なタスクの自動化を容易にする。
同社は、SAP AppGyver開発環境によるノーコード開発と自動化の追加、SAP Business Application Studioによるローコード開発の強化、SAP Process Automationソリューション(現在プレビュー版)の提供を通じて、企業が組織全体でテクノロジー人材を発掘し変革を推進するための新しい道を開くとしている。
あわせて、SAP Learningサイトの刷新されたことも発表された。シンプルで直観的なデザインになり、あらゆるレベルのSAP開発者が、イノベーション領域のスキルを簡単に習得および再学習できるようになったとのこと。学習コンテンツは無料で提供される。
SAP Learningサイトでは、中等教育機関向けのAIカリキュラムや、SAPのクラウドソリューションを大学や大学教授に提供するプログラムも新設された。