業務システムを連携するiPaaSサービスを提供する米Workato(ワーカート)は11月18日、業務自動化による日本のDXの加速とさらなる事業拡大に向け、日本法人を設立した。

同日の発表にて、同社は3年間で1億ドル（約113億円）を投資し、以下の活動を通じて、日本での事業拡大を進める意向を示した。

・日本にデータセンターを開設（2022年秋予定）
・データセンターにおけるISMAP認証の取得
・Workato(製品) UIと技術ドキュメント、 およびWebサイトの日本語化（2022年夏予定）
・業務自動化、 iPaaSのマーケット拡大のためのマーケティング活動
・強力なパートナーエコシステムの構築
・専任のローカライゼーションチーム及びとデータセンターチームを設置
・お客様の成功のため、 日本をサポートする社員を100名採用
・ビジネス牽引のための強力なリーダーシップメンバーの採用

Workatoは2013年に米国シリコンバレーに設立したユニコーン企業だ。クラウド/オンプレミスを問わず、データベース、アプリケーション、各種サービスをAPIをベースに連携（インテグレーション）し、社内外の組織を横断した業務プロセスやワークフローの自動化をプログラミングを行わずサービスのGUI上で設定するといった、ローコードで行えるiPaasサービス「Workato」を提供している。

国内では2018年より、LIXIL、DeNA、横河電機などの大企業を中心に利用されている。