住信SBIネット銀行と東芝データは11月18日、両社の有するデータを基に、新たな価値を創造するデータビジネス開拓の協業検討に合意したことを発表した。
国内銀行で初めてAPIを開放し、バンキング機能を事業会社へ組み込む「NEOBANK」事業を展開する住信SBIネット銀行と、人々の購買動向をはじめ、健康、人材、行動など実社会で収集したデータの活用を進める東芝グループの強みを生かして、今後両社は新しいデータサービスの構築を目指す。
協業の検討にあたって、両社は2022年4月施行予定の改正個人情報保護法やGDPR(General Data Protection Regulation、EU一般データ保護規則)に基づき、議論を進めてきた。
その結果、企業ではなく人を中心に考えた信頼できるデータ社会の確立に向けて、両社が保有するデータを価値のあるものに変え、安心安全に利活用できるエコシステム構築の検討開始に合意した。