セールスフォース・ドットコムは11月16日、性的マイノリティであるLGBTQ＋当事者で、同性パートナーシップと任意後見制度を利用する従業員への福利厚生制度「パートナーシップ制度」、従業員のジェンダーアファメーション（性自認の確認と肯定）への道のりをサポートする福利厚生制度「ジェンダーインクルーシブベネフィット」を導入したと発表した。

「パートナーシップ制度」は日本独自の福利厚生制度で、パートナーシップ合意契約公正証書および任意後見契約公正証書の作成費用を補助する（上限5万円まで）。

「ジェンダーインクルーシブベネフィット」はグローバル共通の福利厚生制度で、「ジェンダーアファメーション医療費補助」「ジェンダーアファメーション休暇」「法的費用補助」「ニューワードローブ補助」「カウンセリングサービス」を提供する。

ジェンダーアファメーションの医療費補助として、性別適合手術、処方薬、ホルモン療法などの費用を上限400万円まで補助する。ジェンダーアファメーション休暇として、性別適合手術後の回復期間として4週間の有給休暇を取得できる。