No Companyはこのほど、2020年7月1日から2021年6月30日の1年間に、SNS(Twitter、Facebook)上で学生が話題にした企業、団体・組織200社を発表した。
今回、スパイスボックスのSNS分析ツール「THINK for HR」を使って、学生が就職活動で参考にするトップ20メディアに掲載された「企業名が入っている記事(該当する企業に関するあらゆる記事)」「企業の社員が取り上げられている記事」が、SNS(Facebook、Twitter)上でどれほど「いいね」や「リツイート」「シェア」「コメント」などのアクションをされたのか、その総量(=エンゲージメント量)を計測した。
ポジティブな反応、ネガティブな反応の双方を含んだ数値で、数が多いほど多くの学生が話題にしているという意味で「注目されている」と定義している。
同社は調査結果から、学生は「ワークスタイルの変化」に言及した企業に関心を寄せていると分析している。また、「理想」「成長」「挑戦」などのキーワードが入った記事が、高いエンゲージメントを獲得しているという。
同社は、エンゲージメント量が高かった企業の情報発信の特徴として、「企業・ブランドのインフルエンサーによる情報拡散」「ユーザーの日常生活との接点や意外性(ギャップ)の強調」「“働くイメージ”や“憧れ”の醸成における強み」を挙げている。