Sansanは11月16日、同社が提供する名刺アプリ「Eight」のアップデートを発表した。同アップデートにより、連絡先タブに、共通の知り合いがいるEightユーザーがスキルタグごとに分類されて表示されるようになった。
そのユーザーの人物詳細を開くと、公開設定されている情報に加え、共通の知り合いを確認できる。また、Eight上で接点がなかったユーザーを見つける際に、これまでは会社名、氏名、メールアドレスで探す必要があったが、新たにスキルタグでの検索も可能になった。
従来、Eightのスキルタグ検索は、自分の知り合いのみを対象としていたが、機能アップデートにより自身と共通の知り合いをもつ、まだ接点を持てていないEightユーザーも検索対象になった。検索窓内のタグボタン、もしくは共通の知り合いがいるユーザーを一覧表示することで、スキルタグ一覧画面が表示され、そこからスキルで分類された自分の知り合いがつながっているEightユーザーを探すことが可能だ。
同社の調査によると、昨年11月時点で6割以上のビジネスパーソンが初対面の社外の人と出会う機会が減ったと回答しており、その後も緊急事態宣言の発出やリモートワークの推奨などが続いたことで、新たな出会いの機会は限られていたという。
新機能により、共通の知り合いに対してメッセージで紹介を依頼するなどして、自分の知り合いのつながりを通じて、同じ業種や職種の人たちとビジネスネットワークを構築し、交流することが可能になるとしている。