日本ユニシスとファッション・アパレル業界向けにECサービスの提供を行うダイアモンドヘッドは11日、動画やライブ動画配信を通してリアルタイムにコミュニケーションをとりながら販売を行うライブコマースソリューションを活用したCXサービスの開発での協業を発表した。
協業は、ファッション・アパレル業界向けにECサイト制作、ECシステムの開発・提供からライブコマースサービスまでトータルで提供するCX(Customer Experience:顧客体験)サービスの開発で行われ、日本ユニシスはWebサイト用ライブ配信ソリューション「Live kit」の提供を行い、ダイアモンドヘッドがトータルのCXサービスの開発と提供を行う。
日本ユニシスの「Live kit」は、ライブ配信を通して製品の紹介やプロモーションを行い商品の購入を促すライブコマースを提供するソリューションで、動画視聴画面から移動することなく、同画面上で購入やチャットなどの機能を利用できる。視聴者の購買意欲を下げることなく販売に繋げられ、主な機能としては、チャット機能、販売・決済機能、"投げ銭"などのプレゼント提供機能、SNS連携機能などを備える。
協業するダイアモンドヘッドは、2006年6月に創業。アパレル系ECプラットフォームの開発からスタートし、現在、ECサイトの制作、ハイクオリティな商品・人物・動画撮影、独自のECシステムの開発、リスティングなどの販売促進、配送まで含めた、アパレル業界のフルアウトソーシングサービスを展開している。