Dropbox Japanは11月12日、同社が提供するストレージサービス「Dropbox」が米mxHeroが提供するクラウドベースのメールセキュリティサービス「Mail2Cloud」と連携したと発表した。
Mail2Cloud は、メールとクラウドストレージの間を橋渡しするクラウドサービス。メールと添付ファイルを自動でキャプチャし、指定されたDropboxのようなクラウドプラットフォームに転送する。エンドユーザーによる操作は不要で、既存のセキュリティソリューションやクラウドソリューションの機能を補完し、すべてのメールと添付ファイルをキャプチャすることが可能。
今回両サービスの連携が実現したことで、メールシステムの保管中コンテンツと転送中コンテンツの両方をキャプチャすることが可能になった。 これにより、組織で取り扱う大量のデジタルコンテンツを自動でキャプチャできるようになり、Dropboxのユーザーインターフェースから直接、セキュリティ、共同作業、ワークフロー自動化の改善を図れるようになったとしている。
今回の連携にあたって、ユーザーがメールの使い方を変える必要はない。Mail2Cloudは、メールの本文と添付ファイルの両方を自動でキャプチャし、指定のDropboxフォルダに保存する。このため、メールコンテンツを利用した共同作業が効率化されると同時に、そのセキュリティも向上。さらにMail2Cloudは、平均90分以内で全社導入できるため、短期間で費用対効果を得られるとしている。