PTCは、10月28日(米国時間)に開催したバーチャルイベント「Manufacturing Live」にて、生産状況を可視化しボトルネックなどを分析するセルフモニタリング・測定ソリューション「ThingWorx Digital Performance Management(DPM)」の提供を開始したことを発表した。
DPMは、生産状況を「時間」という指標で提示することで、現場の作業員から経営層まで幅広く展開できるソリューションの基盤となるもの。DXへの投資の成果をリアルタイムの生産データと、容易に計算できる財務的改善内容に基づいて検証できることから、投資に関わる説明責任を果たすための支援となるほか、DXの大規模展開を加速することなども可能になるとしている。
具体的には、DPMを導入することで、「効率改善に向けて対応すべきパフォーマンス問題を特定」、「現場での是正措置に向けて作業者を支援」、「ボトルネック、真因、改善に向けて重点的に取り組むべき重要領域を可視化」、「パフォーマンスデータを用いて結果を評価」、「是正措置により求められる結果が生まれていることを確認」といったことを実現できるとするほか、最短90日で最初の成果を生み出すことが可能になるとしている。