ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)とマクニカは11月10日、低速モビリティ向けの自動・自律運転や 安全運転支援分野において、両社が持つ技術力、営業力、ノウハウを掛け合わせることでソリューションを構築し、少子高齢化や人口減といった日本の社会課題の解決に向けて協業していくと発表した。

  • 低速モビリティ向け自動・自律運転/安全運転支援ソリューションの概要

両社は、マクニカが提供する高性能AI(人工知能)半導体、ステレオカメラやLiDAR(Light Detection and Ranging)センサーなどの各種センサーとデータプラットフォーム、実証実験のノウハウや運営力、営業力と、DMPが開発・提供するAIを使用した自動・自律運転向けソフトウエアである「ZIATM MOVE」や、安全運転支援ソフトウエアである「ZIATM SAFE」とを組み合わせることで、垂直統合型の開発プラットフォーム環境を実現するという。

これにより、多様な用途・目的に応じた自動・自律運転や先進安全運転支援における開発プロジェクトの開発工数を低減し、促進・支援する最適なソリューションを提供する。

今後両社は、屋内外で低速に走行する車両分野として、低速モビリティ向け自動・自律運転支援ソリューションを倉庫内搬送、農機、建設・ゼネコン、セニアカー(シニアカー)などへ提供していく意向だ。