ファイザーとBioNTech(ビオンテック)は11月10日、新型コロナウイルス向けワクチンの接種対象者をこれまでの12歳以上から、5歳~11歳も対象とする製造販売承認を厚生労働省(厚労省)に申請したことを発表した。

今回の申請では、米国食品医薬品局(FDA)および欧州医薬品庁(EMA)にも提出した海外第2/3相試験の5~11歳のデータが提出されたという。

なお、現在、国内で承認されている主な新型コロナワクチンの対象年齢はファイザーの12歳以上のほか、モデルナも12歳以上、アストラゼネカが18歳以上(原則として40歳以上)となっている。

すでに海外では米国FDAが10月に5~11歳に向けた緊急使用許可を出している。