Googleの日本法人は11月8日、災害情報関連製品(Public Alerts)を強化するとして、Google検索とGoogleマップで表示する災害情報を一新したことを同社のブログ内で発表した。気象庁が発表する地震と台風のデータを基に、これまで以上に詳細な情報を提供する。

Google検索では、災害発生時に情報を検索すると気象庁のデータを基にした災害情報が表示されるとともに、発生した地震の震度や台風の現況と予想に関する情報や、身を守るための安全に関する情報を確認できるという。さらに、推計震度の分布や台風の進路予測をマップ上に表示して、影響を受ける地域が把握しやすくなるとのことだ。

  • 「Google検索」における情報提供のイメージ

Googleマップ上でも同様に、詳細な災害情報を確認可能となる。Google検索で表示されるマップをクリックすることで災害情報を迅速に確認できる上、現在地や被災状況といった情報を家族などと速やかに共有可能だ。

  • 「Googleマップ」における情報提供のイメージ