セイコーソリューションズは11月8日、タイムスタンプやeシール、電子署名などを含む同社のトラストサービス群である「セイコートラストサービス」に、「クラウド型EDIサービス」を追加したことを発表した。同サービスは、2022年1月より提供を開始する。

今回追加された同サービスでは、タイムスタンプを利用した電子契約・帳票配信サービスとクラウド型EDIサービスを連携させることで、基幹受発注システムとクラウドサービスのシームレスな連携を実現できる。従来、郵送やFAXなどで行っていた請求業務を、基幹システムの改変をせずに電子配信・電子契約に切り替えることも可能だ。

  • セイコートラストEDIサービス概要図 (請求書配信)

同サービスは、電子帳簿保存法とインボイス制度に対応しており、同社発行の認定タイムスタンプにより、書類の存在証明や非改ざん証明が可能だ。また、任意の期間を指定し、その期間内に付与したタイムスタンプの一括検証も行える。

同サービスの活用で、書類の電子化による社内のペーパーレス化や業務時間の短縮のほか、郵送・印刷・印紙・備品など各種コストの削減が期待できる。