乗換案内サービスを提供するジョルダンは11月8日、東京都が計画する「未来の東京」戦略の先行実施エリア西新宿で実施される5Gを活用したスマートシティサービス実証実験への参加を発表。ジョルテ、日本オラクル、構造計画研究所、KAKUCHO社と共に2022年1月15日から同年3月31日まで5Gを活用したアプリケーションサービスの実証実験を行う。

  • 「5Gを含む先端技術を活用した西新宿エリアにおけるスマートシティサービス実証事業の募集」での実証実験の内容と役割(同社資料より)

    「5Gを含む先端技術を活用した西新宿エリアにおけるスマートシティサービス実証事業の募集」での実証実験の内容と役割(同社資料より)

実証実験は、東京都が実施する「5Gを含む先端技術を活用した西新宿エリアにおけるスマートシティサービス実証事業の募集」に基づいて実施される。実証実験内容は、"ITのチカラで西新宿を賑わいのある街へ"をコンセプトに西新宿の人と街の情報を集約したアプリケーション「西新宿モード(乗換案内スマートシティモード)」の開発と運用試験を行うというもの。

「5Gを含む先端技術を活用した西新宿エリアにおけるスマートシティサービス実証事業の募集(公式Webサイト)

「5Gを含む先端技術を活用した西新宿エリアにおけるスマートシティサービス実証事業の募集」(公式Webサイト)

アプリの開発と運用実証は、ジョルダンが担当。経路検索機能に、個人の希望、趣味、趣向などの"コト軸"と位置情報を組み合わせた機能を提供。ジョルテは、西新宿のイベント情報を収集、発進する「スマートシティカレンダー」の提供、構造計画研究所は、店舗におけるセンシング技術「ピープルカウンター」で「飲食店内の混雑情報」の提供を行う。日本オラクルは、街中の賑わい創出につながる人々と交流を促進するビジネスマッチング用プラットフォーム、KAKUCHO社は、Web AR(Augmented Reality:拡張現実)によるAR標識サービスの提供を行う。