Microsoftがこのほど、2021年11月1日から一部のユーザーにおいてWindows 11の組み込みアプリケーションの一部がうまく動作しない不具合が発生していると伝えた。2021年10月31日に期限切れとなったMicrosoftのデジタル証明書が原因で問題が発生していると説明されている(参考「Windows 11 known issues and notifications|Microsoft Docs」)。
問題が確認されているアプリケーションや機能は次のとおり。
- Snipping Tool
- 設定アプリケーションのトップページおよびアカウントページ (Sモードのみ)
- スタートメニュー (Sモードのみ)
- タッチキーボード、音声入力、絵文字パネル
- IMEユーザーインタフェース
- スタートアップとヒント
上記のうち、次の問題は、2021年10月21日に公開された「KB5006746」において自動的に修正のためのアップデート配信が行われるとのことだ。
- タッチキーボード、音声入力、絵文字パネル
- IMEユーザーインタフェース
- スタートアップとヒント
次の問題は修正方法を検討中とされており、本稿執筆時点で修正方法は提供されていない。
- Snipping Tool
- 設定アプリケーションのトップページおよびアカウントページ (Sモードのみ)
- スタートメニュー (Sモードのみ)
なお、Snipping Toolが適切に動作しない問題に関しては、キーボードのPrintScreenキーを使ってスクリーンショットをドキュメントに貼り付ける方法、「ペイント」に貼り付けて必要な部分を選択してコピーするといった方法など、一時的に問題を回避する方法が説明されている。