ソリッドワークス・ジャパンは10月28日、3次元設計システム「SOLIDWORKS」の最新版となる「SOLIDWORKS 2022」の国内受注を12月1日より開始することを発表した。
今回の開発テーマは「Work Smarter, Work Faster, Work Together」で、開発効率向上に焦点を当てたアップデートが多数行われたという。
例えば断面表示では、自動的に中心線を切る断面を表示してくれる機能が搭載されるなど、ちょっとした手間がかかっていた作業に対する設計者の意図を汲む仕組みが盛り込まれ、より簡単に作業を行うことができるようになったという。また、3DEXPERIENCE Worksと連携し、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームのコラボレーション機能を活用することで、競争優位性の向上にもつながる機能強化も図られたともしている。
SOLIDWORKS 2022の主な機能拡張・改良分野は以下の通り。
- 新たなワークフロー、アセンブリ設計、部品設計、詳細図面、シミュレーションと製品データ管理などにおける機能強化
- ショートカット・バーの活用、コンフィギュレーション、幾何公差などにおけるインタフェースの改善
- 大規模アセンブリ、STEP/IFC/DXF/DWGファイルのインポート、詳細図面、製品データ管理などの作業時における品質とパフォーマンスの改善
- アセンブリパフォーマンスの最適化
- グラフィックスの品質と表示スピードの改善
- 3DEXPERIENCEプラットフォームのコラボレーション環境へのアクセスによる、効率的な共同作業と意思決定の改善
- クラウドベースの3DEXPERIENCE Worksポートフォリオのデザイン、設計、シミュレーション、データ管理・ガバナンス、製造向けアプリケーションの拡張利用