Microsoftは現地時間2021年11月3日、Microsoft Excelのデータ型をJavaScript API経由で利用可能になることを発表した。利用には11月後半には利用可能になるExcel JavaScriptプレビューAPIと、Office Insiderへの参加が必要になる。Microsoft Excelのデータ型は現在株価や地理情報、2020年10月からはWolframが提供するデータを利用可能にしてきた。

  • データ型活用の一例。特定項目に関連する情報を引き出せる(公式ブログより抜粋)

    データ型活用の一例。特定項目に関連する情報を引き出せる(公式ブログより抜粋)

データ型APIを利用することで開発者は、イメージ、エンティティ、配列、書式設定された数値を含む独自のカスタムデータ型を作成できる。また、独自アドオン作成や既存のアドオンを改良したデータ型の活用、データ型を独自サービスやデータに接続できるソリューションも作成することも可能だ。本機能は開催中のIgnite 2021で発表したMicrosoft Excelの拡張をベースとしており、詳細は公式ブログ公式ドキュメントで確認できる。