オプティムは、推進するスマート農業プロジェクト「スマートアグリフードプロジェクト」で収穫された2021年度産新米「スマート米2022」を同社運営のオンラインストア「スマートアグリフード(愛称、スマ直)」や「Amazon」、「楽天市場」などで販売を開始した。

  • 「スマート米2022」(同社資料より)

    「スマート米2022」(同社資料より)

同社は2017年12月、AI、IoT、ビッグデータを活用し"稼げる農業"を目指す「スマート農業アライアンス」を設立。AIやIoT、ロボテックスを活用し"減農薬"など高付加価値の農産物の栽培・販売を行う「スマートアグリフードプロジェクト」から生まれたのがスマート米だ。

スマートアグリフードプロジェクト

スマートアグリフードプロジェクト(公式Webサイト)

本年度収穫された「スマート米2022」は、「残留農薬不検出」、「節減対象農薬50%以下」、「特別栽培米」の3つの減農薬ブランドとして販売される。「残留農薬不検出」は、第三者機関による分析機器の検査を通して残留農薬が不検出と証明された米で、新潟県産「にじのきらめき」、福島県産「天のつぶ」、青森県産「まっしぐら」、青森県産「つがるロマン」、宮城県産「ひとめぼれ」などのブランドがラインナップされている。
オプティム運営オンラインストア「スマートアグリフード」

オプティム運営オンラインストア「スマートアグリフード」(公式Webサイト)

「節減対象農薬50%以下」は、農林水産省策定の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」で定められている「節減対象農薬」が、各都道府県が定める慣行レベル比で50%以下の使用回数で栽培された米。「特別栽培米」は、節減対象農薬50%以下に加えて、化学肥料の窒素成分量が50%以下の条件で栽培された米のことを指す。スマ直の他、「Amazon」、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」、「STOREE SAISON(ストーリーセゾン)」にて販売。発売開始時期は、ブランド米ごとに異なる。詳細は、商品ページで確認できる。

「スマート米2022」のラインナップ

品種 減農薬ブランド 発売開始時期
新潟県産「ミルキークイーン」 節減対象農薬50%以下 11月上旬予定
新潟県産「にじのきらめき」 残留農薬不検出 11月中旬予定
兵庫県産「コシヒカリ」 残留農薬不検出・節減対象農薬50%以下 11月1日
福島県産「天のつぶ」 残留農薬不検出 11月1日
青森県産「まっしぐら」 残留農薬不検出 11月1日
青森県産「つがるロマン」 残留農薬不検出 11月上旬予定
石川県産「コシヒカリ」 残留農薬不検出・特別栽培米・節減対象農薬50%以下 11月上旬予定
石川県産「ひゃくまん穀」 残留農薬不検出・節減対象農薬50%以下 11月上旬予定
宮城県産「ひとめぼれ」 残留農薬不検出 11月中旬予定